大山健太郎のプロフィールや経歴!アイリスオーヤマ急成長の理由は?




2018年6月21日のカンブリア宮殿は、アイリスオーヤマと社長の
大山健太郎さんについてでした。

なるほど家電といわれるアイデアのつまった便利で安い製品を次々に
販売して急成長を遂げているアイリスオーヤマ。

電気屋さんに行っても、アイリスオーヤマの製品をちょくちょく見かける
ようになりました。

我が家の照明もすべてアイリスオーヤマのLED照明に変えましたからね。

アイリスオオヤマは、この10年でグループ年商が4200億円に倍増したと
言われています。

気になるアイリスオーヤマの社長・大山健太郎氏のプロフィールや経歴
アイリスオーヤマの経過や急成長の理由について調べてみました。

◆大山健太郎のプロフィール

大山健太郎(おおやま けんたろう)は、日本の実業家、アイリス
グループ会長。アイリスオーヤマ株式会社代表取締役社長。

生年月日:1945年7月3日(72歳)
出身地 :大阪府南河内郡道明寺村(現藤井寺市)
学歴  :大阪府立布施高等学校卒業

家族  :祖父は漢方医として韓国から昭和2年に来日。
後に日本国籍を取得したため、子孫は日本国籍。
健太郎は8人兄弟(男5人、女3人)の長男。
健太郎の長男晃弘(39歳)が継承者に決定している。

受賞歴 :1990年第1回ニュービジネス大賞、
2004年中国大連市栄誉公民、2009年藍綬褒章受勲、
同年仙台市特別市政功労者賞
2017年秋、旭日重光章受勲。(ウィキペディアより抜粋)

◆大山健太郎とアイリスオーヤマの経歴

❖大山ブロー工業を継承

大山健太郎は高校三年のときプラスチック成型品を作る町工場・
大山ブロー工業を営む父にがんが発見され大学進学を断念しました。

8人兄弟姉妹の長男として一家を養わなければならなかったからです。

1964年、父の死後、19歳で大山ブロー工業代表者に就任しました。

事業を継承した経緯が
動画:「事業継承のきっかけ」で語られています。

父の事業を引き継ぎましたが、下請けのままではうだつがあがらない
と考えた大山健太郎は、自社開発した自社ブランドの商品の製造
を開始しました。事業を引き継いで2年後のことです。

最初の自社商品は、「養殖用のブイ(浮き)」でした。
割れやすいガラス製品をプラスチック製にしたことで、またたく間に
普及し、今日の基礎を築きました。

その次は、田植え機用の育苗箱が大ヒットし、代表就任当初500万円
だった売上は7年で100倍以上の5億4000万円になりました。

水産業に使う「養殖用ブイ」と農業に使う「育苗箱」の受注が主に
東日本からなので、東北で物流網があり、雪が少ない宮城県仙台市
へ工場を移転し、

1991年に、社名をアイリスオーヤマに改称しました。

前名のブローの意味がよくわからないためにお客様に名前を覚えて
もらえなかったからです。

当時園芸用品を色々作っていて、園芸用品にあやめを意味するアイ
リスという名前をつけていたので、それと大山をくっつけて
アイリスオーヤマとしたのです。

❖アイリスオーヤマがオイルショックで倒産寸前

社名をアイリスオーヤマにしてからも、家庭用プラスチック製半透明
収納ケースが爆発的に売れて、会社は大きく成長しました。

しかし、1973年、健太郎28歳のとき起きたオイルショックによって
事態が急変します。

オイルショック中と直後は、石油が高くなると見込んだ人々が
後のことを考えて先買いをしたために仮需要が増えて、石油製品
がどんどん売れたのです。

しかしオイルショックが終わると、どもメーカーも在庫が山積み
になり、売れなくなってしまったのです。

そう言えば、筆者も、当時、トイレットペーパーが不足するとの
うわさで、買い占めたことを思いだします。

そのため、しばらくの間トイレットペーパーを買いませんでした。

アイリスオーヤマもオイルショックのあおりを受けて、10年間で
築いた17億円の資産をたった2年で失ってしまいました。

1978年、やむなく大阪本社を閉鎖し仙台工場だけを残しました。

家族同然だった仲間をリストラすることになってしまい、

33歳の時の辛く苦しいこの経験が、後の企業理念につながった
のでした。

❖オイルショック後のアイリスオーヤマ

オイルショック後、アイリスオーヤマは、プラスチック製品を主に
収納やインテリア用品、園芸用品、ペット用品、日用品、生活家電、
LED照明、資材などを取り扱い、

ホームセンターなどに様々な製品を納入するほか、ネット通販企業
にも商品を納入するようになりました。

特にここ10年は、今までにない消費者目線に立った家電製品で
急成長を遂げています。

折りたたんで運べる両面ホットプレートです。便利ですね。

◆アイリスオーヤマ急成長の理由

ここまで、アイリスオーヤマと大山健太郎さんのことを調べてみて
アイリスオーヤマの急成長の理由がわかってきたような気がします。

❖ピンチからチャンスを生み出す今までにない商品

オイルショックで倒産寸前になっても、せっかく開発した大ヒット
商品が模倣品によって値崩れしても、今までにない商品を開発する
ことで、ピンチをチャンスに変えて、成長してきました。

家電業界がピンチを迎えた時、一流企業がリストラした優秀な人材
を一気に採用して、家電事業に参入し、今までになかったなるほど
と思って、客が欲しくなる家電製品を連発しました。

東日本大震災のときにも、被災した宮城の農家と一緒に新たなコメ
事業に参入していました。

それはコメの旨味を最大限生かす独自の低温製法を開発して、新米の
美味しさを1年間持続させる画期的な商品です。

まさに今までにない商品ですね。

❖客が買いたくなる価格の設定

せっかく客が欲しくなる「なるほど家電」を開発しても、値段が
高くては買えません。

まずは最初に「客が買いたくなる価格」を設定し、その価格で10%
の利益を得るために、不必要な機能は減らし、本当に必要な機能
に磨きをかけ、「他にない機能」と「低価格」で客の心ををつかむ
のです。

コストを下げるために、メーカーでありながら、問屋機能も自前で
持つことで直接、商品を小売業に流し、販路もネット通販はもちろ
んリアル店舗は家電量販店だけでなく、ホームセンターやドラッグ
ストアなど多彩にわたっているのです。

❖商品開発のスピードが速い

アイリスオーヤマの新商品開発のスピードが速いのは、毎週
月曜日に行われる、新商品開発会議です。

この会議の会場では大山健太郎がハンコを片手に常に最前列に座り、
開発担当者の説明を聞きます。そして大山氏がゴーサインを出せば、
それが即、会社が決めた商品となるので開発着手も早いのです。

年間の売り上げに対して、常に新商品の比率を5割に保つことを方針
としているというからすごいです。

❖社員の士気を高める

開発会議で通ったアイデアを商品化し、仮に不発に終わっても、
大山健太郎は降格させたり賞与を減らしたりはしません。

社長の責任でゴーサインを出すからです。

売り上げが4000億円を超えた今でも株式を公開しないのは、見知ら
ぬ株主に配当を払うくらいなら、日夜努力している社員に、年に2回
の賞与以外に決算賞与でも報いたいという考えがあるからとのこと。

良い会社ですねえ。

兄弟姉妹もみなアイリスオーヤマの社員や役員になっている同族
会社だそうです。

毎週月曜日は、親戚だけのコミュニケーションの場もあるとか。
社員ともコミュニケーションを大事にしている様子です。

今でも、社員旅行や社内運動会や飲み会があるという昔ながらの
日本の会社の良いところを残しているといいます。

❖アイリスオーヤマの企業理念がすばらしい

アイリスオーヤマの企業理念は、オイルショックで、倒産寸前
になったとき、社員をリストラしなければならなかった経験が
元になっているとのこと。

アイリスオーヤマの企業理念

1.会社の目的は永遠に存続すること。
いかなる時代環境に於いても利益の出せる仕組みを確立すること。

2.健全な成長を続けることにより社会貢献し、
利益の還元と循環を図る。

3.働く社員にとって良い会社を目指し、会社が良くなると社員が
良くなり、社員が良くなると会社が良くなる仕組みづくり。

4.顧客の創造なくして企業の発展はない。生活提案型企業として
市場を創造する。

5.常に高い志を持ち、常に未完成であることを認識し、
革新成長する生命力に満ちた組織体をつくる。

この企業理念がすばらしいからアイリスオーヤマは急成長した
のだと言えるのかも知れません。

大山健太郎は、創業60週年の今年、長男でイリスオーヤマ取締役の
晃弘氏(39歳)を、2018年7月1日付で社長に昇格させることを発表
しました。

会長として今後もアイリスオーヤマに目を光らせるとともに
今後は第二の故郷である宮城のために奔走するとのこと。

ますますかっこいい大山健太郎です。

アイリスオーヤマの今後の発展を期待します。

◆まとめ

アイリスオーヤマと社長の大山健太郎について、調べました。

アイリスオーヤマが急成長した理由がわかったように思います。

ピンチをチャンスに変えて、今までになかった、便利でなるほど
と思われ、客が思わず買いたくなる商品をスピーディに開発する。

客が買いたくなる値段で販売しても利益が上がるように、コスト
を考える。

コミュニケーションを増やして、社員の意見を良く聞き、社員を
大事にする。

当たり前のようでいて、なかなかできないことなのかも知れません。
それができるからアイリスオーヤマは急成長できたのです。

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