里芋栽培で茎や葉が大きいのに芋が小さい原因と対策は?(家庭菜園)

この記事では私が里芋栽培の経験を通して知った次の3項目についてまとめています。

・茎葉大きく芋が小さいのは肥料が原因
・里芋栽培に適切な肥料と施肥量は
・茎や葉を大きくせず芋を大きくする対策は

里芋の茎葉が大きいのに芋が小さい原因は肥料にある?

里芋はいつも夫が植え付けするのですが去年はかよばあちゃんが一人で植え付けしました。

すると、里芋の茎も葉っぱも大きく育ち2mぐらいの高さになりました。

近所の人たちにも「立派な里芋ね」とほめられて得意になっていたのです。

ところが秋になって収穫をしたら、なんと里芋がほんの少ししかできていません。
しかも里芋も小さいのです。

期待外れでがっかりでした。

何が悪かったのか考えてみました。

茎や葉がご近所よりずっと大きくりっぱに育ったのは何かの肥料成分が多過ぎで、
里芋が少なくて小さいのは何かの成分が足りないのではないかと単純に思いました。

従来通り有機肥料の発酵鶏糞に化成肥料14-14-14を加えて施したのです。

毎年良くできていたので、発酵鶏糞と化成肥料14-14-14は里芋には適切な肥料だと思っています。

しかし、いつもより大きい里芋にしようと思った私(かよばあちゃん)は、
化成肥
料を2倍ぐらい入れたのでした。

それが悪いのかもしれないと思った私は、
いつもの2倍施した化成肥料14-14-14について調べました。

 化成肥料14-14-14の含有成分について

化成肥料14-14-14とは
窒素・リン酸・カリの3要素がそれぞれ14%ずつ含まれているという意味です。

植物が生きていくために、摂取しなければならない必須要素のうち、
肥料として施す必要があるのが「肥料の三要素」と呼ばれる、
チッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の3種類であることは私も知っています。

葉菜類に必要なチッ素は植物の体を大きくするので「葉肥(はごえ)」、

果菜類に必要なリン酸は開花・結実を促すため「実肥(みごえ)」、

根菜類に必要なカリは根の発育を促すため「根肥(ねごえ)」と言われてます。

ここまで来て、窒素肥料が多すぎると茎や葉っぱばかり大きくなって、
実や芋が大きくならないことがいくつかのサイトでわかりました。

そう言えば、だれかに言われたことがあるのを思い出しました。

でも、窒素肥料は「葉肥(はごえ)」ですから茎や葉が大きくなるのは分かりますが、
そのせいで芋が少なくて小さくなるのはなぜでしょう。

調べても今のところわかりませんが、
どうやら茎や葉が大きくなり過ぎると芋が
少なく小さくなる原因が、
窒素肥料のやり過ぎなのは本当のようです。

化成肥料14-14-14の適切な施肥量は?

化成肥料14-14-14だけの1㎡当たりの適切な施肥量を調べてみました。

どれぐらい過剰だったのか、
化成肥料14-14-14だけの1㎡当たりの適切な施肥量を計算してみると、

・葉菜類:元肥70g〜140g 追肥30g〜70g
・果菜類:元肥60g〜100g 追肥30g〜60g
・根菜類:元肥60g〜140g 追肥15g〜70g
となります。

去年の我が家の家庭菜園では、
里芋畑5㎡ぐらいにかよばあちゃんの片手で30杯の化成肥料14-14-14を入れました。

化成肥料14-14-14の重さは、かよばあちゃんの片手一握りで40gですから、
1㎡当たりの里芋畑に40gx30÷5=240g施したことになります。

なんということでしょう。
化成肥料14-14-14だけでも適切な施肥量の最高値より
100gも多いのです。

その他に発酵鶏糞も施したのですから、
適切な施肥量の2倍ぐらいになっていたかも知れません。

しかし化成肥料が過剰だったのなら、窒素肥料は当然過剰ですが、
リン酸もカリ
も過剰なはずですが、
特に他には問題がなかったのが不思議で調べてみました。

すると、どこかのサイト(次からはどのサイトか記録するようにします)に、
リン酸とカリの過剰影響はあまり見られないと記載されていました。

つまり化成肥料のやり過ぎは主にチッソの影響を受けるということが分かりました。

里芋の茎や葉を大きくせず芋を大きくする対策は?

さて、化成肥料と発酵鶏糞を混ぜて肥料をやり過ぎた結果、窒素肥料過剰が原因で、
茎と葉ばかりが大きくなり芋が小さく、数も少なくなったことが判明しました。

今年はこの失敗をくり返さないため、里芋の茎や葉を大きくせず、
芋を大きくする対策を考えました。

 

1.肥料の適切な施肥量を守る

化成肥料14-14-14を例年の2倍ぐらい施し過ぎたことが分かりましたが、
化成肥料だけではチッソ、リン酸、カリしか含まれていませんから、

良い里芋は得られないと思い、
例年使用の有機肥料である発酵鶏糞の成分と適切な施肥量を調べました。

 

・発酵鶏糞の含有成分は

複数の発酵鶏糞の種類を調べたら、発酵鶏糞の成分は、

窒素2~5%、リン酸2~6.5%、カリウム1.5~4%を含んでいるほか、
カルシウム10~15%やマグネシウム1~2%、マンガンなどが含まれていることが分かりました。

発酵鶏糞の種類によって含有している成分量は違いますが、基本的にはバランスが良いようです。

・発酵鶏糞だけの1㎡当たりの適切な施肥量は

元肥には200g~500g、追肥として使用する場合は100g~200gが使用量の目安です。

化成肥料14-14-14と発酵鶏糞の両方を混ぜて使うので、

結論は両方の適切施肥量の半分を施すことにします。

つまり
・化成肥料14-14-14は1㎡当たり:元肥 30g〜70g 追肥 7.5g〜35g

・発酵鶏糞は1㎡当たり:元肥100~250g、追肥50~100gとなります。

2.肥料の多少を判断して追肥や土かけをする

里芋は栽培期間が長いので充分な肥料が必要です。

もちろん過剰施肥はいけませんが、
不足すると大きくなりませんから追肥も必要です。

肥料の多少を判断するのはちょっと難しいですが、
葉や茎の生長具合
を近所の畑のと比べてみれば分かります。

かよばあちゃんは、近所の里芋よりずっと茎や葉がりっぱだったのがわかっていたのに、
立派過ぎるとは思わなかったんです。

追肥する時など、時々土かけ(柵切り)をすると子芋の太る場所ができて、
大きくなります。

去年は忙しかったせいもあり、柵切りは一回しかしませんでした。
そのせいもあり子芋が小さかったのかもしれません。

例年夫は子芋の成長に合わせて収穫までに2回は柵切りをしていました。

3.芽かきや水やりをする

我が家の家庭菜園では里芋の種芋は子芋を使うので、
あまり芽はたくさん出ませんから芽かきをしなくても、
けっこう子芋が大きくなりますが、

親芋を使うと植え付けてひと月もすると、芽がたくさん出てきて子芋が大きく
なれません。

最初だけ芽を一本残して他の芽は切ってしまった方が大きい里芋ができます。

また、里芋は乾燥に弱いので、常に湿った状態にしておく必要があります。

我が家の家庭菜園は田んぼに接しているので、
里芋の水やりの必要はないのですが、
そうでない場所では夏などは水やりが必要だと言われています。

水分不足でも里芋は大きくなりませんから。

茎や葉が大きいのに里芋が小さい原因と対策のまとめ

里芋の茎葉が大きいのに芋が小さい原因は肥料過剰、
特にチッソ肥料が多いと
発生することがわかりました。

 

かよばあちゃんの場合は毎年発酵鶏糞と化成肥料14-14-14を混ぜて施していました。
が、去年は里芋を大きくしようとして化成肥料を2倍近く入れてしまったのが失敗の原因です。

そのため茎や葉が大きくなり過ぎず芋を大きくする対策を考えました。

1.肥料の適切な施肥量を守る
化成肥料と発酵鶏糞を混ぜるので、両方の適切施肥量を半分ずつ施すことにします。

2.肥料の多少を判断して追肥や土かけをする

3.芽かきや水やりをする

今回の体験を通して、肥料は適切な施肥量を守ることが大事だと学びました。
今年はこの対策を実行して大きな里芋をゲットしたいと思います。

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