和歌山の潮岬は本州最南端！朝日夕陽100選の絶景地

和歌山県の潮岬は本州最南端の地として有名ですね。
吉野熊野国立公園に属する景勝地で昔は新婚旅行の人気スポットでした。

新婚旅行の思い出をたどりながら、「日本夕陽百選・和歌山県朝日夕陽100選」
の絶景地である潮岬の現在の見どころをご案内しようと思います。

潮岬（しおのみさき）はどこ？
1. 潮岬周辺の地図
2. 潮岬へのアクセス
潮岬観光の見どころ
紀南荘の思い出
おすすめの人気宿とおみやげ
1. おすすめの人気宿
2. 潮岬のおみやげ
まとめ
1. 関連

潮岬（しおのみさき）はどこ？

潮岬周辺の地図

潮岬（しおのみさき）は日本列島和歌山県の南端にあります（赤矢印の位置）。
和歌山県が本州最南端にありますから潮岬も本州最南端なんですね。

潮岬の住所の読み方は
和歌山県西牟婁(にしむろ)郡串本(くしもと)町です。難しくてちょっと読めないですね。

潮岬の範囲

上の地図で見ると、本州最南端はクレ埼だと思えますが、潮岬は赤い点々で
囲まれた範囲なのでおおまかに潮岬が本州最南端と言うようです。

潮岬付近の地図

↑赤い矢印の潮岬は私が検索した潮岬付近を指しています。

潮岬へのアクセス

懐かしい潮岬へのアクセスは現在どうなっているのか調べてみたら
なんと、私たちが串本駅から潮岬へ行ったときに乗った熊野交通バス
（串本・潮岬方面）は平成27年（2015年）9月末をもって、
全線廃止されていました。

現在は代わりに観光用の「くしもと観光周遊バス」が走っています。
観光用の周遊バス券で地元のコミュニティバスにも乗れますので、
観光者は「串本観光周遊バス券」をお買い求め下さいね。

ご注意：潮岬というバス停はありませんので潮岬観光タワーなど
バス停の名前をよく確認して乗って下さい。

赤い矢印の潮岬の場所は潮岬観光タワーバス停で降りるのが最適です。

バスの他にはタクシーなら串本駅から約15分です。

また珍しいことに、串本駅構内の観光案内所にある
電動アシスト付きのレンタサイクルも利用できるそうです。
バス代金より少し高い程度で、25分程度で潮岬観光タワーに到着するとのこと。

観光案内などではアクセス情報が古い場合がありますのでご注意ください。

潮岬のアクセス以外の基本情報・クチコミ・写真・周辺の宿などはこちら＞＞＞
串本観光周遊バスのバス停・時刻表・料金の詳細（2023年1月現在）はこちら＞＞＞
串本町コミュニティバス潮岬・出雲線(左周り)時刻表（2023年1月現在）はこちら＞＞＞
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潮岬観光の見どころ

潮岬観光タワー

潮岬観光タワー

新婚旅行で最初に潮岬に着いたのは、潮岬観光タワーのバス停でした。
バス停から見た潮岬観光タワーはすでに薄暗くなっていましたが、
7階建ての円筒形で見たこともないモダンな建物だと感じました。
しかしすでにお店も閉まっていて、タワーには登れませんでした。

現在でも閉館時刻が早くて、年中無休ですが
営業時間は、通常は8:30～16:30、12月～翌2月は閉館16:00です。
2023年4月からは、通常は　9：00～17：00、12月～翌2月は8：30～16:00
になるそうです。

潮岬観光タワーに登りたい人は、時間に余裕をもって早めに行った方が良いですね。
最近は団体旅行が減ったので、タワーの中間階は使用していませんが
展望台と別館の食堂と売店は以前通り営業を続けているそうです。

７階の展望台は海抜100mの高さで、360度が見渡せますから、
思い切りゆっくり地球が丸く見えるすばらしい眺めを楽しんでから

昼食はレストランでお腹いっぱい御馳走を食べると良いですよ。
ここのレストランは近大マグロを使った料理で有名です。
近大マグロは、近畿大学水産研究所が2002年（平成14年）、
32年の歳月をかけてクロマグロの完全養殖に世界で初めて成功したこと
はよく知られていますね。

新婚旅行の時のタワーはクリーム色でしたが、現在は真っ白に塗替えられていて、
別館のおみやげ店、大食堂、売店はリニューアルされていてきれいです。

潮岬観光タワーの入場料は
大人300円(団体200円)、こども(小・中学生)は100円です。
大人の入場券には本州最南端訪問証明書が付いています。
これもらいたかったですが残念でした。

以前は使えなかったカード払いも現在はできるそうです。
時代の流れですね。

潮岬観光タワーの駐車場は無料で、普通車100台、バス11台　駐車可能です。

潮岬観光タワーのその他の情報・口コミ・写真・付近の宿などはこちら＞＞＞
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望楼(ぼうろう）の芝生(しばふ）

望楼の芝生は潮岬観光タワーの前に広がる3万坪(約10万平方メートル)の大芝生で
すばらしい眺めです。タワーに登らなくてもすぐ見えます。

昔、海軍の物見櫓(ものみやぐら)つまり望楼(ぼうろう)があったところなので、
「望楼の芝生」と名付けられたのでしょう。
「太陽の出（い）でて没（い）るまで青岬」と山口誓子によって俳句にうたわれているそうです。

さしずめ「夜が明けてから陽が沈むまで海に囲まれて青々としている岬ですね」というような
意味でしょうか。青岬（あおみさき）が夏の季語とのこと。

写真内の建物は本州最南端・潮風の休憩所で2014年に新しくオープンしました。
この休憩所には、明治時代から昭和の初期までに、オーストラリア木曜島で真珠貝を求め、
命をかけた串本の人々や他の日本人の歴史的資料が展示されています。

望楼の芝生はキャンプもできるのですが、コロナの影響もあり現在キャンプ場は閉鎖中で
オープン時期も未定です。
関心のある方はお電話くださいとのことです。
電話：0735-62-0555　串本町観光課
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和歌山県の朝日・夕陽100選に選ばれた場所

潮岬観光タワーから西へ5分ほど歩くと、「和歌山県朝日夕陽百選」に選ばれた
場所があります。

さすが朝日夕陽百選に選ばれるだけあって、潮岬の夕焼けがとてもきれいでした。
潮岬に着いたのが夕方だったのであまり見学ができなかった私たちの心をほんわか
とさせてくれた夕焼けでした。

夕焼けの中の潮岬灯台のシルエットも素敵です。

潮岬の夕焼け

しかし、和歌山県観光連盟が「和歌山県の朝日・夕陽１００選」を選定したのは
1999年でしたから、私たちが新婚旅行に行ったときにはまだ存在していなかった
ことになるのですが、偶然その場所で夕焼けを見たのです。ラッキーでした。

現在は「和歌山県朝日夕陽百選」という変わった形のモニュメントが100カ所に立っています。
１００ヵ所すべてのモニュメントの写真を撮りに行った人がいるのですよ。

「和歌山県朝日夕陽百選」すべての場所のモニュメントの写真はこちら＞＞＞
「和歌山県朝日夕陽百選」に選ばれた場所一覧はこちら＞＞＞
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100カ所の「和歌山県朝日夕陽百選」」のうち、朝日・夕陽をともに見ることができるのは、
1.「生原高原（野上町・金屋町・清水町）」
2.「ハイランドパーク粉河（粉河町）」
3.「護摩壇山（龍神村）」
4.「潮岬（串本町）」の4か所しかありません。
潮岬は貴重な存在です。和歌山県だけではなく、日本の夕陽百選にも選ばれているのです。

潮岬を訪れる方は、是非朝日と夕陽をともに見ることをお勧めします。
夕陽を見て近くの旅館に宿泊して、早起きして朝日を見るのが良いですね。

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