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白浜温泉はどこ?観光のおすすめは三段壁と千畳敷と円月島の絶景

円月島と波しぶき 未分類

新婚旅行の二日目は、古くは熱海温泉、別府温泉と並んで日本三大温泉といわれていた
和歌山県の白浜温泉です。
ちなみに現在の日本三大温泉は、室町時代から
群馬県の「草津温泉」、岐阜県の「下呂温泉」、兵庫県の「有馬温泉」とされている
そうです。

白浜温泉はもちろん良かったのですが、その周辺にあり、国の名勝にも指定されている
三段壁千畳敷円月島
すばらしかったのでご紹介します。

白浜温泉(南紀白浜温泉)と周辺の地図

白浜温泉(南紀白浜温泉)はどこ?

白浜(しらはま)という地名は日本国内にたくさんありますので、区別するために
あえて、南紀白浜(なんきしらはま)と言う場合もあるようです。
「南紀」とは廃藩置県後に和歌山県全域と三重県の一部が紀伊国(きいのくに)と
言われていたので紀伊国の南にある白浜という意味でしょう。


白浜温泉(南紀白浜温泉)は日本で最大の半島である紀伊半島(きいはんとう)の南、
和歌山県西牟婁郡白浜町 (わかやまけんにしむろぐんしらはまちょう)
にある温泉です。

紀勢(きせい)自動車道の南紀白浜インターチェンジ南紀白浜空港もあり
遠方からの交通の便も良い所です。

私たちは潮岬から白浜温泉にまわったので、まず東京から電車で串本駅に行った
のですが、東京から直接白浜温泉に行くには、高速バス、飛行機、車のいずれかが便利です。

白浜温泉の周辺にある三段壁と千畳敷と円月島の位置

南(下)から、黄色いマークで、三段壁(さんだんべき)と三段壁洞窟(どうくつ)、
千畳敷(せんじょうじき)、一番北(上)の円月島(えんげつとう)を指しています。
(円月島の文字は拡大すると出てきます)

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白浜駅と白浜の名所を結ぶバス路線が乗り放題です。
(高速バスにはご乗車にはなれません)

三段壁(さんだんべき)と三段壁洞窟(どうくつ)

三段壁について

三段壁看板
明光観光バスで二日目にまず案内された三段壁(さんだんべき)は
和歌山県西牟婁郡(にしむろぐん)白浜町三段にある自然の景勝地で、
円月島(高嶋)・千畳敷・三段壁」として国の名勝に指定されています。

私たちは、国の名勝とは逆コースで「三段壁→千畳敷→円月島」の順に案内されました。
当時は明光バスの「泉都めぐりAコース」という観光コースがありそれを利用しましたが、
現在は無くなっているので車じゃない人はちょっと不便かもしれません。

車を使用しない場合は、JR紀勢線(きのくに線)白浜駅から明光バスの「三段壁」行きで
23分、終点下車で徒歩2分で三段壁に着きます。
明光バス「三段壁」行きの時刻表・運賃などはこの写真の下の明光バス運行状況をクリック
して御覧ください。

三段というからには、どこかの岩が三段になっているのかと思いましたが、ちがいました。
名前の由来は、魚の群れや船を見張るための監視場(見段・みだん)が みだんべき・見段壁
→みだんべき→三段壁(さんだんべき))と呼ばれる様になったらしいです。
三段壁
上の写真は展望台からの絶景ですが、長さ約2kmに渡って南の海に直立する、
高さ50m~60mに及ぶ大岩壁は、断崖絶壁の名勝として知られるだけあって
本当に圧巻でした。
11月28日の秋の空は青く澄んでいて、
海の青と相まってそれはそれは美しかったです。

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三段壁近辺のおすすめ観光スポットはこちら>>>
明光バス運行状況(時刻表、運賃、所要時間、バス停など)はこちら>>>

(地図で三段壁の停留所をクリックすると白浜駅前からの運賃や所要時間を調べることができ、
スクロールして時刻表で三段壁をクリックすると往復の時刻表が出ます)。

三段壁洞窟(さんだんべきどうくつ)について

三段壁洞窟
上の写真のように、断崖の下に三段壁洞窟の穴が見えます。
のぞくと吸い込まれそうで怖いです。

昔、壇ノ浦の戦いで源氏側について活躍した熊野水軍の船の隠し場だったという伝説が
残っている洞窟です。
この洞窟に行くためには、三段壁展望台のすぐ後ろにある大きな建物のエレベーターを利用します。

私たちが新婚旅行で行ったときにはまだ建物もエレベーターもない時代でしたから
洞窟内の見学は観光コースに含まれていませんでしたが、

現在、地下36m長さ約200メートルの洞窟内には水の神様である牟婁大弁財天
(むろだいべんざいてん)が祀られていて、パワースポットとしても有名になっています。

また水夫たちが出撃のために待機した番所小屋も再現されているので
源平合戦の余韻を感じ取ることができるのではないでしょうか。

洞窟内の見学所要時間は約30分で、抱きかかえペット同伴および車椅子もOKです。

三段壁洞窟の詳細(営業時間や料金など)はこちら>>>
洞窟周辺案内(トイレ、レストラン、おみやげ処、バス停、名所など)はこちら>>>

・トイレは洞窟の建物わき、三段壁無料駐車場内にもあります。
・レストランは 「さんだん通り」の漁火(いさりび)という名のお店で漁火丼がおいしいそうです。
しらす、サーモン、マグロ、温泉卵の丼と味噌汁、大根のおしんこつきで800円(2020年)。
駐車は無料で洞窟と三段壁を見てくる間荷物も預かってくれます。
・おみやげ処は福亀堂の南高梅が有名で、2階のレストランでは「しらす釜揚げ丼」が名物です。
売店で1000円以上、レストランで500円以上お買い上げで駐車料が無料になります。

・バス停は白浜空港・アドベンチャーワールド方面行と白浜、白浜駅方面行があります。
・近くの名所は三段壁展望台、恋人の聖地、文殊堂(もんじゅどう)など。

そのほかに
千畳敷(徒歩10分)、白良浜(徒歩30分)があります。

明光バス運行状況(時刻表、運賃、所要時間、バス停など)はこちら>>>
(地図で目的の停留所をクリックすると白浜駅前からの運賃や所要時間を調べることができ、
スクロールして時刻表で目的地をクリックするとそちら方面の往復の時刻表が出ます)。
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千畳敷(せんじょうじき)

和歌山千畳敷について

和歌山千畳敷
和歌山千畳敷(せんじょうじき)は三段壁洞窟から徒歩約11分で行ける
和歌山県西牟婁郡白浜町(にしむろぐんしらはまちょう)千畳敷にあり、
太平洋に面した砂岩からなるスロープ状の岩盤です。

千畳敷も日本全国各地にたくさんあるんですね。

和歌山千畳敷は「円月島・千畳敷・三段壁」の名称で国の名勝に指定され、
吉野熊野国立公園の一部にも指定されています。

砂岩はとても柔らかいので、打ち寄せる波の影響を受けて複雑な地形になっているのです。

千畳敷の夕日の美しさは有名で、広大な太平洋に沈む光景は、潮岬と共に
「日本の夕陽百選」にも選ばれています。↓

和歌山千畳敷の夕陽

普通の時は岩盤の上を歩くことができるのですが、年間を通じて風が強く、波浪注意報・
警報発令が出る時は立ち入り禁止になるそうです。
運よく、私たちが訪れた時は、風がなく複雑な千畳敷の形状と広大な太平洋の眺めを十分
楽しむことができました。
夕日の時間ではなく、昼間の千畳敷でしたけれど。↓
和歌山千畳敷日中

和歌山千畳敷へのアクセス


千畳敷へは、三段壁洞窟からは徒歩約11分、三段壁からは徒歩約8分で行けます。

JR紀勢線(きのくに線)白浜駅からは明光バス「三段壁」行きで21分、千畳口下車、徒歩3分。
(地図の千畳口停留所をクリックすると白浜駅前からの運賃と所要時間がわかり、
スクロールして時刻表で千畳口方面を選ぶと往復の時刻表を調べることができます。)
・白浜エクスプレス大阪号も千畳口バス停に停車します(事前予約必要)
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車の場合、千畳敷には無料駐車場があります。
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円月島(高嶋)

円月島(高嶋)について

円月島(えんげつとう)は正式名称を高嶋(たかしま)と言い
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3740の臨海浦の南海上に浮かぶ
南北130m、東西35m、高さ25mの小さな無人島です。
特徴がある形が有名ですね。
円月島と波しぶき
波に侵食された円月形の洞が島の中央にぽっかり開いていることから
「円月島」と呼ばれるようになったそうで、高嶋という名前は知りませんでした。

大潮の干潮時には、大人であれば腰が海水に浸かるぐらいの深さで
歩いて渡ることができるそうです。
円月島夕陽
円月島に沈む夕日は「日本の夕陽100選」ではありませんが、
「和歌山県の夕陽100選」に選ばれており、夏は午後6時30分頃、冬は4時30分頃に見られます。
円月形の洞の中の夕日を見るには、車か電動自転車などを利用するべきですね。
白浜駅に帰るバスは夕方早め(17:40)に終わってしまいますから
ゆっくり夕日をみるには不向きです。
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円月島のビューポイントとアクセス・駐車場

円月島が良く見える場所(ビューポイント)は基本的には
海岸線に沿って走っている県道34号線沿い(下の地図の青い線)です。

バスで行く場合は、千畳敷からでも白浜駅からでも
明光バス「臨海行」の終点で下車・徒歩3分で円月島が見えてきます。
白浜駅からでも17分です。

上の地図一番上の右赤矢印Aがバスの終点臨海(円月島)です。
ここから駐車できるビューポイントを5か所(黄色のマーク)をご案内しますね。

バスの終点臨海(円月島)から御船足湯(みふねあしゆ)までは徒歩15分
ですから、車でなくても大丈夫です。

1.白浜海底観光船グラスボート乗り場
終点臨海(円月島)Aの赤マークの左の黄色マークの所です。
拡大すると「南紀白浜グラスボート乗り場」の文字が出ます。
有料駐車場があり30台駐車できます。

時間があれば、グラスボートに乗るのもいいですね。
円月島の間近まで航行し、ガラスの船底から周辺の海中の様子を見ることができ、
海女の海中ショーも見れるそうです。
詳細は白浜海底観光船株式会社のサイト(電話:0739-42-2122 )へ>>>

2.円月島駐車場
臨海(円月島)停車場とグラスボート乗り場のすぐ南(下)にあります。
有料駐車場ですが円月島に近いのでとてもよく見えるそうです。
駐車スペースは20~30台くらいです。

3.円月島展望駐車場 
駐車場が広くて料金が無料なうえに、自販機が豊富で缶ジュースやアイスまで
あって安いとのこと。

4.和歌山県朝日夕陽百選臨海跡地
ここは夕陽を見るのに最高の場所とされていて、駐車場は決められていませんが
路肩に20~30台ぐらい駐車できるそうです。
春分や秋分の夕方はとても混雑するので早めに行く必要があります。

5.御船足湯(みふねあしゆ)
足湯は公共施設で入浴は24時間無料ですが、駐車場は無料と有料があり複雑な
ようです。他の場所に駐車して徒歩でいくのが良いですね。
お湯はぬる目なので、ゆっくり円月島を見ることができますが、冬は寒いとの口コミです。

千畳敷から臨海(円月島)に行く移動手段ごとのルートはこちら>>>

白浜駅から臨海(円月島)にバスで行く方法は
JR白浜駅より明光バス「臨海行き」で約17分、終点「臨海(円月島)」バス停より徒歩数分。
または、
白浜駅から明光バス「新湯崎」方面行きで12分、「白浜バスセンター」下車、同バス「臨海」行きに乗り換え5分、終点下車徒歩数分。
明光バス運行状況(時刻表、運賃、所要時間、バス停など)はこちら>>>
地図の臨海(円月島)バス停をクリックすると白浜駅前からの運賃と所要時間がわかり、
時刻表で円月島を選ぶと時刻表を調べることができます。
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白浜温泉近辺のおすすめホテルとおみやげランキング

白浜温泉のおすすめホテル

この「シーサイドペンション・プチ白浜」は白浜ビーチ徒歩5分 飲食街徒歩1分 風呂・トイレ・キッチン完備でおすすめです。

 

この「ハックベリーハイムエヅラ」は江津良海水浴場まで徒歩1分、白浜町営プールまで徒歩10分で便利なのでおすすめです。

白浜温泉のおみやげランキング

最後に、おみやげを選んで購入し、重い品物を持ち帰るのは大変ですよね。
お車ならまだしも、電車で帰る場合は気が重いです。
そんな方は、旅行に出発する前や旅行中に白浜温泉の人気商品を
楽天ネットで注文して期日時間指定で自宅か近所のコンビニに送ってもらえば
良いのです。送料無料やクーポン付きの場合もあり楽でお得です。

白浜温泉のおみやげランキング
●第1位:鯛とわさびの風味が絶妙「鯛の生茶漬け」
●第2位:ほんのり甘い最高品質の梅干し「みつな梅」
●第3位:さまざまな料理に合うみかんのポン酢「みかポン」
●第4位:バリエーション豊かな伝統菓子「かげろう」

まとめ

三段壁 千畳敷 円月島 について

白浜温泉(南紀白浜温泉)と周辺の絶景地であり国の名勝にも指定されている
三段壁千畳敷円月島
がどこにあるかがわかる地図を示しました。

次には三段壁の勇壮な絶景と名前の由来、JR紀勢線(きのくに線)白浜駅から
のアクセス方法、近くにある三段壁洞窟の中の様子や周辺についてお知らせしました。

また和歌山千畳敷について、海の波によって作られる千畳敷の形の成り立ちや
潮岬と共に「日本の夕陽百選」にも選ばれている千畳敷の夕日の美しさ、
和歌山千畳敷へのアクセス方法についてご案内しました。

最後に、珍しい形の円月島の絶景と名前の成り立ちや、「和歌山県の夕陽100選」に選ばれて
いる円月島に沈む夕日と、円月島を沿岸から見ることができるビューポイントと駐車場を
5か所調査しました。
お役に立てばうれしいです。

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余談・管理人の疑問

三段壁、千畳敷、円月島はそれぞれ、「日本の夕陽百選」や「和歌山県の朝日・夕陽100選」
に選ばれています。それは良いことですが、
夕陽がなぜ夕日ではなく、夕陽なのかとの疑問がわき、色々のサイトで調べてみました。

それらをまとめると

「夕日」「夕陽」は両方とも普通は同じく「ゆうひ」と読み、意味も同じで
「夕方の太陽、またはその光のこと」です。

「夕日(ゆうひ)」は、常用漢字表に掲載されている読み方なので、公的には
こちらを使いますが「夕陽(ゆうひ)」は、常用漢字表には掲載されていない読み方で、
正しくは「せきよう」と読み、日常会話で使われることはまずありませんし、
新聞・教科書・公文書などでは使われず、プライベートで使われています。

という内容が書かれています。

それならなぜ「日本の夕陽百選」や「和歌山県の朝日・夕陽100選」では夕日ではなく
夕陽が使われているのでしょう?

「夕陽」はどちらかと言うと、「沈む太陽の光や、赤く染められた周囲の情景」のニュアンス
が強いので、三段壁、千畳敷、円月島のような絶景に沈みゆく太陽には夕陽がふさわしいと
考えたのでしょうか。

だとしても、新聞・教科書・公文書などでは使われないのであれば、
新聞・教科書・公文書などでは「日本の夕日百選」や「和歌山県の朝日・夕日100選」
と書かれているのでしょうか。変ではありませんか?

後ほどよく調べてみようと思います。

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